忘れてはいけない3・11 14:46:18

キボリと一緒に、フジテレビ「東日本大震災155日の記録」を見ていました。

「みやびたかしの酒と旅」でも、震災支援そして復興の話題に触れてきましたが、お恥ずかしいことに、時間の経過とともにその頻度も少なくなってきました。

しかし、震災被災地では、今なお震災の悲しみ、復興への努力が毎日繰り返されています。

あの時に止まったままの時計です。

たかし、なんだか恥ずかしいですわ。

そうだね。時間が経ってニュースでの扱いも、復興のための政治政策の与野党の攻防ばかりで、あれだけ甚大な被害だったにもかかわらず、正直他人事のように普段の生活にのまれていたからね。

番組では、このランドセルについて、「新しい生活を見据えて、あえて引き取りに来ない人もいるのでしょう」など、ポジティブな見解が述べられてましたけど、実際にはもっと深刻な、つまり取りに来られない状況なんかもあるのでないですかなぁ…

うん、それもあるだろうね。でも、被災された方々の心境は、きっとボクらには想像すらできない大きな悲しみなのだよね。それでもやっぱり立ち直ってゆかねばならない強い思いから引き取りに来ない人もいるのかもしれないね。

たかし、なんだか涙が出てきちゃった。男なのに。　　それ以上に熊なのに。

キボリ、これは男とか女とかでないよ。とっても深い悲しみだから、男も女も熊も関係ないよ。ボクもさっきから涙が止まらないよ。

何かできることないかな。

できること、きっといくらでもあるよ。

僕たちにできること…　何ができますかな？

そうだねぇ。義援金活動もあるけど、まずはやっぱり日々の仕事をしっかり続けてゆくことでないだろうか。何かを生み出すことで、復興にほんのちょっぴりだけども貢献できるのでないかな？

それと、いまだ続く風評被害を食い止めるため、情報は冷静に正しく受け止めてゆくことですかな。

それも大切だね。でも一番大切なのは、やっぱり「わ・す・れ・な・い」ことなのだろうね。